潜在意識に働きかけて成功する方法 |
●自分の中には「万能の機械」がある。
潜在意識は、たとえて言えば万能の機械だ。
しかし、これは自分勝手には動かない。
動かすのはあなたの顕在意識だ。
あなたが自分の運命を左右できるというのは、顕在意識によって潜在意識をコントロールできるから。
潜在意識に好ましい印象や暗示だけ入るように、あなたが意識的にコントロールすればよい。
何かよいことが起こりそうだ、というような印象だけをあなたが選んで潜在意識に引き渡すのだ。
自分の潜在意識に、常に明るい、希望と期待に満ちた言葉を語りかけましょう。
そうすると、万能の潜在意識はあなたの状態を明るくし、あなたの希望と期待を現実のものとするように、ひとりでに動きだすのです。
自分を害するような考え方をせずに、積極的な考えを選ぶだけで、あなたは「運命」そのものを動かしているのです。
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●イメージトレーニングって、ご存じですか?
スポーツ選手が必ずやっている方法ですね。
では、「プラセボ効果」はご存じですか?
これは薬ではない「ただのデンプン」をたとえば頭痛の薬と思って(信じて)飲むと頭痛が治ってしまう、というものです。
これらイメージトレーニングもプラセボ効果も、科学で証明されています。
そこで、これらと同様に、あるいは、これらを利用して、成功しましょう! というのが「成功の法則」であったり「成功の原則」と呼ばれているものです。
これらの「成功法則」も「成功原則」も私たちの「潜在意識」を活用しています。
この潜在意識には、私自身も助けてもらったり、逆に失敗に陥れてくれたりします。
「今回のプレゼンテーションはうまく行くな」と思っていると、成功し、「今回はまずいかも」と思っていると、案の定、そのプレゼンテーションは失敗します。
ですから、この潜在意識を活用しない手はありません。
人生や仕事で成功するのは、頭の良し悪しではないことは、皆さんも身近に見て、お分かりでしょう。
では、何が人生の成功を左右させるのでしょうか?
それは、「心的な態度」です。
「自分とは何か?」と思ったことがありませんか?
これを考えつめていくと「自分とは、今、自分が考えていること、感じていること、それ自体」だということになります。
つまり、よく言われていることですが、「人間は自分が思っているような人間になる」というわけです。
自分が幸福で心がわくわくしているような時、それがあなたなのです。
自分がみじめで、不幸で、どうしようもない、と感じている時、それがあなたなのです。
あなたが良いことを考えているとき、その考えがあなたなのです。
ですから、「あなた」という固定したものは、本当はないのです。
「良いことを考え、幸せを感じている人」なのか、「悪いことを考え、不幸と感じている人」なのか、どちらにせよ、自分で選んでいるのです。
あなたは、どんな生き方をするか、選ぶこができます。
より良い、より幸福な「あなた」を選ぶ原理と方法を使いましょう。
成功する人は、必ず人生の明るい面に、より敏感だという要素があります。 |
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確実に成功する方法(成功哲学) |
●成功する方法(1)
目標が明確になってはじめて、実現に至る道筋が見えてくる
人は誰でも「夢」を持っている。
でも、必ずしも多くの人が、その望みをかなえているわけではない。
なぜ、あなたの「望み」は実現しないのか?
それは、あなたの「夢」が「目標」になっていないからだ。
「夢」と「目標」の違い。
それは思い描くゴールが明確になっているかどうかだ。
何を実現したいのか。
どのような自分になりたいのか。
ゴールがはっきりしないようでは、たどり着けるはずもない。
たとえば、将来プロ野球選手になりたいと思っている二人の少年がいたとする。
一人は漠然とした「夢」にすぎず、一人は明確な「目標」としている。
単なる「夢」にすぎない少年は気が向いときに好きなだけ練習する。
しかし、「目標」としている少年は違う。
本当にプロ野球選手になるのだと思えば、まず遊ぶ時間を削る覚悟が必要になる。
自分には何が足りず、いま何をしなければならないかが明らかになるだろう。
単なる「夢」をより具体的な「目標」に変えれば、実現のためにやらなくてはならないことが見えてくる。
それらが明確になってこそ、実現に向けて為すべき行動がはっきりとし、そして成功(目標)に向かって着実に進むことができるのだ。
これが「成功の原点」だ。
もし、あなたが成功したいと考えているなら、まずは「目標」をできるだけ、はっきりさせること。
どれだけ詳細に自分が目指す成功像を描くことができるかどうかが、実現のポイントとなる。
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●成功する方法(2)
自分にないものは他から調達する
成功者と呼ばれる人たちはみな、成功するに足るだけの豊かな素養と優れた能力を兼ね備えている。
だが、たとえどれほど優秀な人であったとしても、一人の人間の能力には自ずと限界がある。
自分にはない知識や知恵や経験をどのように取り入れ、どうしたら活用することができるか。
そのために、成功者の多くは優秀なブレイン(パートナー)を有し、目的推進のために確保している。
それは彼らが己の足りない部分を自覚し、また、いかに補うかに腐心した結果でもある。
その「気づき」こそが、彼らを成功者たらしめた豊かな素養であり、優れた能力だと言うことができる。
ビジネスの世界では「1+1」が5にも10にもなることがある。
たとえば営業力は優秀だが、企画力がないAさんと、逆に企画力はあるけれど、営業力に乏しいBさんがいたとする。
それぞれが己の欠点を補うことはもちろん大切なことだが、その過程においてはお互いが相手のノウハウを活用することができれば、両者
ともそのポテンシャルは飛躍的に向上するはずだ。
しかし、単に協力者を探せばいいというものではない。
肝心なのは、表面的な協力ではなく、同じ目標に向かうという共通認識に基づいたアドバイスであり、フォローなのだ。
ともに影響を与えながら成長していく関係でなければならない。
ブレイン(パートナー)が効力を発揮するポイントは、お互いが自立している存在であるかどうかだ。
複数の頭脳による調和のとれた協力関係が構築できたなら、個々の能力を超える大きなエネルギーを生み出すことができる。
全てを一人でこなそうとすれば、自分の器の大きさに合った成功しかつかむことができない。
だが、自分にはない能力を活用できるのなら、成功のスケールは際限なく広がっていく。
知識がなければ補うスタッフを確保すればいい。
経験がなければ補うスタッフを確保すればいい。
成功に学歴や年齢は何の障害にもならない。 |
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