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100の成功法則
100の成功法則(1)●あなたの中には幸運を引き寄せる「磁場」がある

良いことを思えば、良いことが起こる。

悪いことを考えれば、悪いことが起こる。


自分とは、一体、何だろう?

あなたも時にそう考えることがありませんか?

根本的に「自分とは何か?」と考えつめていくと、「自分とは今、自分が考えていること、感じていることそれ自体だ」ということになる。


自分が幸福で心がわくわくしているような時、それがあなたなのです。

自分がみじめで、不幸で、どうしようもないと感じている時、それがあなたなのです。

あなたが何か良いことを考えている時、その考えがあなたなのです。

あなたは常に選択を迫られています。

あなたはいつも「良いことを考え、幸せを感じている人」なのか、「悪いことを考え、不幸と感じている人」なのか、どちらにせよ、自分で選んでいるのです。


あなたは、どんな生き方をするか、選ぶことができます。


いいことを考え、良いことが起こると期待している心には、良いことを引きつけてくれる一種の「磁場」が働きます。

良いことを期待している気分でいると、潜在意識は必ず良いことに連なるチャンスだけをつかまえるようにあなたを導いてくれます。



100の成功法則(2)●潜在意識はあなたの「本音」を見逃さない

潜在意識は、受け入れたものを全て無差別に実現してしまう。

潜在意識には冗談は通じない。

嘘も通じない。


潜在意識には判断したり、選択したりする能力がありません。

あなたが心の中で、つまり意識する心の中で、こうだと思ったことは、全て無差別に実現してしまうのです。

だから、あなたが「私はそうしたいけれど、そうする余裕がない」と言えば、潜在意識はそれを真に受けます。

そして、あなたのせっかくの希望を実現させないようにしています。


これに反して、「私はそれを買おう。私はそれを心の中で受け入れる」と言えば、潜在意識はそれを引き受け、遅かれ早かれあなたの願望を実現してくれます。

あなたは役に立たない、マイナスの言葉を決して言ってはいけません。「私は失敗するだろう」とか、「うまくいかないのです」などと決して言ってはいけません。

常に積極的な言葉をあなたの潜在意識に話しかけてください。

積極的な言葉を繰り返しているうちに、あなた自身が変わってきます。

そして、ふと気づくと、あなたは今までよりも、もっと積極的で魅力的な人間に変わり、もっと幸福になっていることに気づくでしょう。



100の成功法則(3)●自分の中には「万能の機械」がある

潜在意識は、たとえて言えば万能の機械です。

しかし、これは自分勝手には動きません。

動かすのはあなたの顕在意識です。


潜在意識は万能の機械のようなものですから、何でもできるのですが、それを運転する人が必要です。

その運転する人があなたの意識する心、つまり顕在意識です。

あなたが自分の運命を左右できるというのは、この顕在意識と潜在意識との関係があるからです。


では、どうしたら潜在意識をコントロールできるのでしょうか。

それは、要するに潜在意識に好ましい印象や暗示だけが入るように、あなたが意識的にコントロールすればよいのです。

何かよいことが起こりそうだ、とういような印象だけをあなたが選んで潜在意識に引き渡すのです。


自分の潜在意識に、常に明るい、希望と期待に満ちた言葉を語りかけましょう。

そうすると、万能の潜在意識はあなたの状態を明るくし、あなたの希望と期待を現実のものとするように、ひとりでに動きだします。

自分を害するような考え方をせずに、積極的な考えを選ぶだけで、あなたは「運命」そのものを動かしていることになります。


100の成功法則(4)●偶然さえあなたはコントロールできる

潜在意識は巨大な宇宙の全てにゆきわたっています。

しかし大きいからと言って利用しにくいとういものではありません。

40万トンのタンカーでも、たった一人の船長の指示しだいです。



数年前、クリスマスイブに女子大生が高級ブランドのショーウインドに素敵な、しかし、ちょっと高価は旅行鞄を見つけました。

彼女は休暇で郷里に帰るところでした。

彼女は「あの鞄を欲しいけれど、私には買う余裕がないわ」と、もう少しで言うところでしたが、マイナスイメージをすぐに消して「あの鞄を、私のものとして受け入れましょう。そうすれば潜在意識が取り計らってくれる」と思い込みました。


クリスマスイブの夜8時、彼女の婚約者はプレゼントをくれました。

その包みの中には、ナント、その朝の10時にショーウインドの中で見つけた鞄でした。


小さな舵を回したら、タンカーが本当に動いたのです。

潜在意識に思い込ませるのは無料です。

やって損はありませんよ。

     
100の成功法則(5)●自分に不利なことは想像しない!

僕の友人がこんな話をしてくれました。

「私はチーズが食べられません。とても口にいれられません。ところが、最近、祖母からそのわけを聞きました。私は子どもの頃、チーズは好きでした。ところが、ある時チーズを食べ過ぎてひどい下痢をしました。それ以来、チーズを食べなくなったのです。と祖母は言うのでした。しかし、不思議ですね。そんなこと、私はちっとも覚えていないのです。」

そうです。

潜在意識は意識する心がすっかり忘れていても、覚えているのです。(いわゆるトラウマですね。)

あなたの潜在意識は、24時間、休みなしに働いています。

一度受けいれたことは決して忘れません。

ですから、潜在意識に命令するとき、つまり何かを断定するとき、自分に不利なことを言ってはいけません。

「私はお金に縁がありません。」と言う人は、自分を貧乏にするように潜在意識に命令しているようなものです。

夜も昼も働きずくめの潜在意識を自分の利益になるように働かせるのが、あなたの意識する心のつとめなのです。

100の成功法則(6)●「自分はダメだ」という声は、空耳だと思え!

米粒はいくら分析しても、炭素、その他の化学成分にしかなりません。

しかし、それを田に播けば、葉が出て、花が咲き、また米がなります。

何と言う不思議なことでしょう。

つまり、種の中には全てが含まれており、それが土の中に落ちると、土が適当にやってくれるとしか考えられません。


あなたが何かを持っていたとします。

たとえば、自分は医者になりたいという考えを持っていたとします。

そして、自分が白衣を着て、テキパキと働く姿を目に浮かべます。

こう目に浮かべること、視覚化のことを「考え」ということにします。

この「考え」が種です。

考えをはっきりさせたら、それを潜在意識に引き渡すのです。

これが種まきです。

そうすれば、この種は必ず芽を出します。

種が芽を出すためには日光が必要です。

これは信念に相当します。

これは「ダメだ」という声が聞こえたら、すぐにそれを切り捨てる決断に相当します。


まずは、いい種を、いい考えを選びましょう。

そして、その考えを抱きしめ、実感を持って繰り返し、悲観的な考えが出た時は、すぐにそれを切り捨てるようにしますと、必ず、種は立派に成長し実を結びます。


ゆるやかに、しかし、確実にあなたの外見と中身は変わります。

それが潜在意識の法則なのです。


100の成功法則(7)●「願望の種」を播くにも最適の時間がある

潜在意識に種を播く一番良い時は、意識する心が休止状態にある時、そして筋肉がゆるんだ時です。

万能の土壌である潜在意識に種(あなたの考え)を播く時も、それを受け入れやすいが良いわけです。

たとえば、ベッドに入って眠りに入る前の、意識的に筋肉をゆるませた時や、朝、目が覚めたまだ意識がはっきりしない時などが最適です。


自分の考え、自分の願望を絵にしたもの、を頭に描きましょう。

医者になりたい人なら自分が医者になっている姿を、結婚したい女性なら素敵な男性とともに幸福な家庭生活をしているところを頭に描くのです。

金持ちになりたい人なら、自分がゆったりとソファに座ってゆったりしている絵を頭に描きましょう。

そして、その絵を「潜在意識に引き渡したよ」と言うのです。


頭に絵を思い浮かべている時間は一分でもよいし、慣れれば10秒ぐらいでもよいでしょう。

それを朝晩やります。

これは取りも直さず、よい、幸福な考えと気分を持ってベッドに入り、よき幸福な考えと気分を持って起きることになります。

つまり、潜在意識はあなたの眠っている間中、休まずあなたの願いの実現のために、宇宙をゆっくりと動かし続けているのです。



100の成功法則(8)●「マイナスの暗示」を寄せ付けない自分を作る!

暗示の力は恐るべきものです。

プラセボ効果で癌の疼痛がとれるほどです。

悪い暗示は即座に拒絶し、明るい、建設的な暗示を受け入れるようにしましょう。


アフリカのシュヴァイツァー博士が、原住民のタブーについて驚くべき報告をしています。

彼らの間では、子どもが生まれる時、その父親は酒を飲んで恍惚状態となり、口から出まかせに新しく生まれる子どものタブーを口にします。

たとえば「右肩」と言えば、その子どもの右肩がタブーとなります。

そこを打たれると卒倒するという例を多く見たそうです。


もちろん、右肩を打たれたぐらいで、卒倒はしません。

これが恐ろしい暗示の極端の事例です。

もちろん、私たちはこれほど極端になりませんが、程度の差こそあれ、暗示は恐ろしく働きます。

ですから、「私の病気はよくならないだろう」「私は幸福にはなれない」などという暗示があったら、即座に、断固としてその暗示を拒否します。

断固として「ノー」という癖をつけましょう。

そして、すぐに良い暗示に切り替えましょう。

「私は輝くばかりの健康体になれるのだ」と言いましょう。


皆さんの周りをご覧ください。

自分の道を歩んで成功した人たちは、悪い暗示を受け付けない習慣、心構えを持っていることがわかるはずです。



100の成功法則(9)●「もうダメだ」と決して言わない

困難な問題に出会った時、「もうダメだ」と言うことは、潜在意識の協力を拒否することを意味します。

最後まで、決して諦めてはいけません。

チャンスは準備をしている人にしかやってきません。


難しい問題に直面し、どうしてもそこから抜け出る方法がないように思われることがあります。

しかし、注意してください。

あなたに「思われる」のは、あなたの意識する心に「思われる」ことです。

意識する心は限定されたものです。

その限定された意識する心に不可能と思われても、まだ、心に不可能というわけではありません。


私の知っている若い学生が、しきりにアメリカに留学したがっていました。

ところが、資金的には不可能のように思われました。

しかし、彼は潜在意識の力を知っていました。

「私にはこの願望を与えてくれる無限の知性は、私を導いてくれる」と希望を植えつけました。


その後も、なかなかアメリカに行く道はなかなか開けませんでしたが、ヨーロッパの学会に大学の費用で出かける機会に恵まれました。

そして、その国にいる間、その地にいたフルブライト計画のアメリカ人教授と知り合いになりました。

彼はその人に認められてアメリカに行くことになりました。

そして、ついにアメリカの大学の教壇に立つことになったのです。


潜在意識はチャンスを呼び寄せます。

顕在意識にとらえきれない雄大な計画を持っています。


「もうダメだ」と思うことは、その潜在意識の協力を拒否するようなものです。




  
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