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やりとげる人の習慣(3)
●手本のように成功できると信じる

手本は完璧である必要はない。

その人を見て、「あんなふうになりたい」と思えるような存在であればいい。

そっくりになろうとするのではなく、同じように成功することを目標にしよう。


その人の成功にならい、「自分も必ず成功するぞ」という気概を持つことが大切だ。


手本になる人がいくつかの点で不完全であってもかまわない。

欠点があるにもかかわらず成功を納めたことを、むしろ励みにすればいいのだ。

「あの人はあんな欠点があるのに大きな業績をあげた。私も完璧ではないが成功を納めることができるはずだ」と自分に言い聞かせよう。

誰かを手本にするというのは、その人が実行してきた効果的な方法を学び、それを応用することだ。

私が大変、驚くのは、この方法を使えば、自分に欠けている部分を補って確実に成功できるということだ。

●書物を通じて学ぶ

あなたは学校を卒業してから、どれくらい学習を継続しているだろうか?

偉大な成功者はみな、知識に対して強い情熱を持っている。

知識には力が秘められている。

他の人の失敗から学べば、より少しの試行錯誤で成功する可能性が高くなるからだ。

書物の中には先人の知恵が収録されている。

その知恵を活用すべきだ。

やる気を高める秘訣を本の中で公開してくれている成功者がたくさんいることに感謝しよう。

こんなことを考えてみよう。

ウォーレン・バフェット(アメリカで二番目の大富豪)からじかに教えてもらうためには、どれくらい謝礼を払わなければならないだろうか?

最近、1対1でバフェットに投資のアドバイスをしてもらう食事会のオークションが開かれた。

当初、1万ドルだったのが、結局、25万ドルで競り落とされたという。


では、ここで質問しよう。

バフェットが書いた数冊の本を読めば、彼と何度でも食事をする機会を得たのとだいたい同じことではないだろうか?

あなたはそんなふうに考えたことがあるだろうか?


成功者は自分の仕事や業界についてよく知るために多くの本を読んで学んでいる。

1対1で学ぶと大金が必要になってくるが、書籍代なら少しの出費ですむ。

ただし、誤解しないでほしい。

1対1で話し合ったほうがいいに決まっている。

しかし、大金をはたいて短時間だけ面会するくらいなら、じっくり本を読んだほうがいい。

本を読んで得られる知恵は、それくらい貴重なのだ。


多くの場合、同じ本を繰り返し読むことによって、1回目に読んで見落としていたことが理解できる。

良書は繰り返し読むことで大きな差が生じるものだ。

人類の行動や思想はすべて、書物の中に魔法のように保存されている。


●自分が成功しているイメージを思い描く

自分が成功しているイメージを思い描こう。

イメージトレーニングには二通りある。

1つは自分がすでに達成している姿をイメージすること。

もう1つは、自分が成功するために必要な各段階をたどっている姿をイメージすることだ。


偉大なスポーツ選手の多くは、肉体面のトレーニングだけでなく精神面のトレーニングにも力を入れている。

精神面のトレーニングにはいくつかの種類があるが、最も一般的なのがイメージトレーニングだ。

たとえば、金メダルの獲得という目標を自分が達成している姿を思い描くだけでなく、それにいたるプロセスを潜在意識に焼き付けることによって、心の中のイメージを現実に変えるのに役立つ。


心理学によると、私たちはイメージで考えるという。

これは簡単に証明できる。

もしライオンについて考えるよう指示されれば「ライオン」という文字をイメージするか、猛獣の姿をイメージするか、どちらだろう?

おそらく、文字ではなく姿を思い浮かべたはずだ。

なぜか?

私たちはイメージで考えるからだ。

イメージトレーニングが効果を発揮するのは、心が現実と虚構を区別できないからだ。

たとえば、大好物を食べている自分の姿をイメージしよう。

実際に食べていないのに、よだれが出てきたはずだ。

なぜか?

心が現実と虚構を区別できないからだ。


スポーツであれ、セールスであれ、プレゼンテーションであれ、自分が成功している姿を粘り強く鮮明に思い描くことが大切だ。

心の中でそれがスムーズにできるまで続けよう。

そのあとで実際にその状況に遭遇したとき、違和感がなく平常心で行動を起こすことができるはずだ。



●ビジョンを持つ。ディズニーのように。

フロリダ州オーランドにあるディズニーワールドのテーマパークは、年間来園者数約4000万人という世界で最も人気のある観光スポットだ。

では、ディズニーワールドはどこから始まったのか?

こんなエピソードがある。


1971年10月1日、ディズニーワールドが開園した。

記念式典の会場で、ある人がウォルト・ディズニー夫人に「ご主人がこれをご覧になる前にお亡くなりになって残念です。」と言った。

すると夫人は「いいえ。主人は見ておりました。だからこそ、今、ここにそれが存在するのです。」と答えた。


ワニが生息する広大な沼地だった場所に実験的未来都市を含む大遊園地が存在するのは、ウォルト・ディズニーがそれを心の中でイメージしていたからだ。

同様に、私たちの日常生活の大部分が他の人のビジョンの影響を受けている。

クルマや、飛行機、テレビ、パソコンなどはすべて、誰かのビジョンの結果なのだ。

見えないものを見ることができる人たちだけが、不可能なことを成し遂げるのだ。

自分が成功している姿を思い描き、それを心に刻みなさい。

その映像を消してはいけない。

やがて心はその映像を現像しようとするはずだ。


   
●心のエネルギーを集中する

1932年のワールドシリーズで、ニューヨーク・ヤンキーズは世界一の座を賭けてシカゴ・カブスと対戦していた。

「事件」は第3戦の5回表に起こる。

突然、ベーブ・ルースが打席をはずし、胸を張って右手の人差し指を外野席の方向に向けたのだ。

そして打席に戻ると、次の球を強打した。

打球は一直線に伸びて、彼が先ほど指さした外野席に飛び込んだ。

今も語り継がれている予告ホームランだ。


この話から学ぶべき教訓がある。

もしベーブ・ルースが打球を外野席に飛ばすつもりでいることを観客にアピールするための外野席を指さしたとしたら、ボールがそこの飛ぶ確率が高まったことは間違いない。

それに心のエネルギーを集中したからだ。

彼は打球が外野席に飛んでいく様子を心の中でイメージしていたのだろう。

もちろん、そうることによって百パーセント成功するという保証はないが、成功の確率が高まったことは確かだ。


イメージトレーニングの効果は、プロのスポーツ選手たちのあいだで昔から知られていた。

彼らは十分な時間もかけて自分の動作を心の中でイメージし、その動作をよりスムーズに実行できるようにしていたのである。

チャンピオンはジムの中で作られるのではない。

チャンピオンは心の奥底にあるビジョンから作られるのだ。

●明るく楽しい未来を想像する

イメージトレーニングは、白日夢に似ている。

子どもの頃、私たちは空想にふけったものだ。

しかし大きくなるにつれて、白日夢にふけることが子どもっぽくて時間の無駄であるように思え、白日夢を抑圧するようになる。

目標達成に必要な要素を一つひとつ心の中ではっきり思い描こう。

心の中の映像に音、匂い、景色、感情を織り交ぜることがポイントだ。

何度見てもワクワクする映像をつくろう。

それがイメージトレーニングを成功させる秘訣だ。


イメージトレーニングは明るく楽しい未来を想像するのに役立つ。

しかし残念ながら、最悪のシナリオを思い描くためにイメージトレーニングをしてしまっていることがあまりにも多い。

ネガティブなイメージトレーニングをしてはいけない。

ポジティブなイメージトレーニングを心がけるべきだ。


イメージトレーニングの原理は、心がけビジョンを判断するときに現実と虚構の区別がつかないことに基づいている。

その結果、心はどんなビジョンでも真実として受け入れる。

イメージトレーニングは長時間する必要はない。

5分の睡眠で数年間の夢を見ることができるのだから、イメージトレーニングも5分程度でいい。


イメージトレーニングはジグソーパズルに似ている。

ジグソーパズルでは、まず箱の写真を見て完成品のイメージを心の中に思い描き、次に、一つ一つのピースを組み合わせる。

イメージトレーニングをするときも同様だ。

まず最終的な目標を心の中に思い描き、次に、そのために必要な一つ一つの要素をつなぎ合わせればいい。

人間がどのように行動するかは、思考の直接的結果である。

人間は思考の中で物事を形成し、その思考を心の中に刻んで、それを現実にする。


●イメージの効果を信じる

イメージトレーニングは多くの人の目標達成に役立ってきた。

なぜか?

実際に効果があるからだ。

自分が何かをしているのを見るとき、誰でもワクワクする。

自分にそれができることが見えてくる。

そこで実際にすると、予想どおりそれが自然に感じられる。

もし早起きする方法を教えてほしいと言われたら、私はこう答える。

「目が覚めたら、自分と戦ってはいけない。そのままベットにいればいい。しかし、心の中で自分がベッドから起き上がって洗面所に向かって歩いている姿を思い浮かべよう。そこで実際に目を開けてベッドから起き上がればいいのだ。」


ばかげているようだが、このやり方は効果がある。

心の中でイメージすれば、すでにそこにいるような気分になるからだ。

逆に心の中でベッドの中にいる姿をイメージすれば、実際に起きてもまだ眠たく感じる。

心の中では、あなたはまだベッドの中にいるからだ。

何かを心の中で思い浮かべるということは、それくらい効果があることなのだ。

貧しさと豊かさは、どちらも思考の産物である。
  
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